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お客様だった私。我が家の家づくり奮闘記|引き渡し編|

外の足場が外れて外観がはっきり
長い間家を囲っていた足場がついにはずれ、初めて家の全貌が見えたときは誰に説明されずとも完成が近いことがわかりました。喜びも大きかったのですが、引っ越しのための荷造りや手続き、新調する家具選びに追われていた時期でもあり、「急がなきゃ!」と焦る気持ちの方が大きかった頃です。
外の足場よりも、吹き抜けの足場が外れたときの方が夫婦ともにいちばん嬉しい瞬間でした。

 

照明がついて明るく
自然光でしか部屋の様子を見ることができなかったので、照明がつくのを楽しみにしていました。すべての照明が設置され、試しにスイッチを入れた瞬間、家全体の表情が一気に変わり、照明あるのとないのとでは雰囲気がこんなにも違うんだなぁと実感。特に吹き抜けの照明は選ぶのに苦労したので点灯した瞬間はとてもうれしかったです。特徴的な丸いフォルムが可愛くて、吹き抜けと併せて我が家のシンボルと言えるものになりました。
夜はこの柔らかな光の下で家族と団欒の時間を過ごすのが待ち遠しくなったのと同時に、やっとここまで来られたんだなぁ、とほっとする気持ちもありました。

 

念願のシステムキッチン
家の形がほぼできてきた中で、最後に設置されたのが憧れのシステムキッチン。わたしが一番楽しみにしていたものです。作業スペースも収納も十分すぎるほどの大きさで、思わず「いままでのキッチンはなんだったの!」と言ってしまうほど素敵なものでした。
色や仕様もいくつか候補を挙げた中からギリギリまで悩んで選び抜いたもので、先に設置されていた造作のカップボードとの相性も想像以上に良く、にやにやが止まりません。引き渡されたら最初の献立は何にしようか、最近お料理に興味を示しはじめた子どもたちと何を一緒に作れそうか考える時間も含めて楽しかったです。

 

引き渡しの日
ついに家の鍵を受け取る日がやってきました。
夏休みが始まって最初の大安の日。しかも一粒万倍日と天赦日が重なる日で、これ以上ない縁起の良い日からスタートする新しい暮らしに、胸が高鳴ります。
ここまでの打ち合わせや決断、迷い、悩み。そのひとつひとつが思い出され、いろんな想いが報われたような気がしました。完成まで何度も見学に来ていましたが、家族みんなでドアを開けた瞬間の空気や、床を踏みしめたときの感触、すべてが新鮮で、特別なものに感じました。

 

やっと迎えられた引き渡しの日。
これまでを振り返ると、たくさん悩んで、考えて・・・本当に長い道のりだったなぁとしみじみ感じます。引き渡し当日は大きな家具もほとんど入っておらず文字通りまっさらな状態で、その状態を見られるのも今だけだとたくさん写真や動画におさめました。
次回は家づくりを終えて感じたこと、この家ではじまる新しい暮らしへの想いを綴ります。

執筆者のプロフィール写真

この記事を書いた人:笹山 絵理(家づくりバディ)

30代の同級生の夫と、ヤンチャ盛りの子ども2人の4人家族。
上の子どもの進学を機に、一念発起して家を建てることを決意。
家族が穏やかに過ごせる暮らしを目指しながら、家づくりの経験や工夫をシェアします♪