MODEL HOUSE
気象庁データによると、S様が宿泊体験された平成24年2月18日の天気は、晴れ時々曇り一時雪、最低気温2.1℃、最高気温8.4℃でした。
午前中雪がちらつき心配していたお天気も、午後からお日様が顔を出して一安心。
モデルハウスに着いたのは午後の 4 時。家に入ってまず感じたのは、心地よい木の香りでした。
まだ日が高かったので、OM ソーラーが稼動しています。外気温は 7~8 度の寒い日でしたが、室内は 18~19 度。ほんのり暖かくいい感じです。
夕方しばらく出掛けて、日が落ちた 6 時半過ぎに家に帰ってきたのですが・・・寒くない!
室温は 18 度前後で変わらず。OM ソーラーハウス、中々やるな。
家の中で、あちこち移動しても・・・寒くない!お風呂の脱衣所も・・・寒くない!
嬉しくなりました。
普段の生活では石油ファンヒーターと床暖房を使用していますが、「あれは少し暖め過ぎなんだな」としみじみ思いました。また、色々な機械の音に囲まれていた事にも、気付かされました。
夜、室温が 17 度に下がってきたので、これまた楽しみにしていたペレットストーブに挑戦。予想していたより、ずっと簡単に着火成功。
ゆらめく炎に、無条件に惹かれて癒されて・・・期待通りです。火力の調整など色々試しながら手を掛けるのも、また楽し。部屋が暑くなり過ぎない、ほんのりとした暖かさが、いい感じでした。
でも、ペレットストーブで失敗もありました。
夜 9 時過ぎ、湯たんぽ用のお湯を沸かす為に IH ヒーターのスイッチをオンにしたところ、自動で換気扇が動き出し、ペレットストーブの煙が逆流して室内に・・・。
あわてて「24 時間換気用の吸気口」を開けたのですが、勢いは弱まったものの、煙の逆流は止まらず・・・。
自動で始動した換気扇は、オフのボタンを押しても止まらず、自動設定を解除するのに四苦八苦。
自動ってかえって不便だわ、と感じた出来事でした。
ストーブが消えて1時間程たっても、室温はまだ18度ありました。
そして、11時過ぎ。寝る前に入ったトイレ…やっぱり寒くない!
少しでも床の暖かさを感じようと、リビングにお布団を敷いて寝てみました。
朝起きて、楽しみにしていたキッチン周辺の室温チェック!14度ありました!!外気温はかなり低かったはず。少し冷んやりするけれど、一枚羽織って動けば大丈夫な感じです。
昨夜のお風呂のお湯を追い炊きして、朝風呂にも入ってみました。15 分程で追い炊き完了。
浴室に入って驚いたのは、残り湯にフタをした状態だったのに、床と壁は完全に乾いている事でした。
(夜間は換気扇を止めていました)
朝の入浴後も換気扇を回して 1 時間もしたら、すっかり乾いていました。
そして、もちろん寒くない!お風呂特有のジメっとして冷たい感じもありません。あの冷たさは浴室に残った水分のせいでもあったのですね。ヒノキの壁が水分を吸うのか、丁度良い湿度です。香りもほんのりと心地良くて、ヒノキの内装の浴室、とても気に入りました。
朝も、ペレットストーブを焚いて優雅に過ごしました。寒がりの私には、朝や夜は補助の暖房があった方がいい感じ。
1 階が広いワンフロアなので、家族がそれぞれ好きな場所で好きな事をしていても、お互いの存在を感じられてステキ。
一段下がった台所も、ほんの少しの事で目線が変わり、カウンターの向こうの子供達と一体感を感じます。この高さなら、毎日繰り広げられる子供達の「あのね、あのね・・」のおしゃべりも更に盛り上がる事でしょう。カウンターからテーブルへのお皿の移動、食卓の準備、などなど良く手伝ってくれました。いつもより、何だかみんなご機嫌でした。
暖かさに関しては、寒がりの私には少々物足りなさもありましたが、「寒くない」温度で一枚羽織って過ごす快適さも実感しました。
そして、静かで凜とした空気。これは、とても新鮮でした。珪藻土の壁と無垢の床の効果でしょうか。湿度も低くてさらりとした空気。喉の為には少し湿度をあげた方が良いのかな?と感じる位。でも、冬の乾燥した空気と違う、澄み切った感じ。朝も窓ガラスに結露は殆どありませんでした。
珪藻土や無垢材、浴室のヒノキ等、自然の素材の力って凄いんですね。
自宅へ帰ってからも、発見がありました。
寒くない快適さを再現しようと思い、いつもより低めの床暖房で過ごしましたが、室温は 15~17 度位なのに、何だか寒い。OM の家の時と違う。
部屋全体の温度分布が違うからでしょうか?体感温度が違うんです。
改めて OM の良さを実感しました。どれも、これも一晩ゆっくり過ごしたからこそ感じる事が出来たものです。1~2 時間の滞在では、分からなかったでしょう。素敵な体験をさせて頂いて、ありがとうございました。