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【家づくり雑談vol.2】子育て目線で考える、玄関近くのトイレのメリット

深野木
例えば腰をやっちゃったりするとさ、寝室とトイレが近いことのありがたみをすごく感じるよね。

笹山(家づくりバディ)
それは分かる。大事だね。

笹山(家づくりバディ)
年取るとさ、トイレ近くなるじゃん。女性とかはそもそも近いし。玄関近くにあると、それはそれで安心感あるよね。うちにはないけど。

深野木
子どもとか帰ってきて、「トイレトイレトイレ!」みたいなこともあるよね。

笹山(家づくりバディ)
そうそうそうそう。子どもって、トイレ行きたいって車の中で言ってるのに、玄関入った瞬間に別のもの──おもちゃとかテレビとか──が目に入ると、そっちに行っちゃってトイレ行かなくなるんだよね。

深野木
あーなるほどね。リビングを通らず、そのままトイレに行けるっていうのも便利なんだ。

笹山(家づくりバディ)
特にちっちゃい時はね。
うちの子もよくあるんだけど、帰ってきて、カバンを下ろして、トイレ行って、手洗ってからおやつだよって言うんだけど、まずテレビを最近はこう、つけちゃって。ちょうどアニメの時間で、見入っちゃうのよね。
「トイレ行ってよ」って言っても動かないし。CMとか、ちょっと区切りがいいタイミングでやっと行ってくれるんだけど毎回一回そこでストップしちゃうんだよね。

深野木
なるほどな。その視点はなかったな。

笹山(家づくりバディ)
下の子なんかは、リビングに回転式の本棚を買ったからさ、もうそっちにまっしぐらで(笑)トイレに行かないとか、手洗わないとかあるな。

あとがき
大人目線だと「寝室の近くにトイレがあると安心だよね」という話になりがちですが、子育て目線で見てみると、玄関近くにトイレや手洗いがあることにも大きなメリットがあります。
「ただいま」からリビングにたどり着くまでのあいだに、どれだけ誘惑があるか。テレビ、おもちゃ、本棚…。その前にトイレと手洗いを“通過点”として用意しておくと、毎日の声かけも少しラクになります。
家づくりでは、図面上の線だけでなく、こうした“子ども目線の動線”も一緒に描いていけるといいなと思います。

前回のお話
腰を痛めたことがきっかけで、「そもそも家の中に“つかまる場所”が少ないよね」という話から始まった前回の記事はこちら。
家づくり雑談 vol.1「ギックリ腰から考える、住まいの“つかまる場所”」

次回予告
次回も、日常のなんてことない会話から見えてきた「家づくりのヒント」をお届けします。テーマは、その時の雑談次第でのお楽しみです。

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風雅匠房家づくりバディ