一級建築士にきいてみた【土地編】
家づくりを考えはじめるとき、避けて通れないのが土地探しです。
エリアや予算、駅や学校までの距離など、
土地選びで重視するポイントは人それぞれ。
では、家を提案する建築士は
一体どんなところを見ているのでしょうか?
弊社の一級建築士に聞いてみました。
日当たり
南向き北向きなどにとらわれず、形状や周囲の状況から
敷地のどこからどれくらいの日当たりが期待できるかを確認します。
一見日当たりが悪そうな土地でも、シミュレーションしてみると
予想に反して日当たりがいいなんてこともよくあります。
現地で実際の日当たりも確認しつつ、
季節ごとの太陽の動きの変化も考えながら検討しています。
高低差
敷地境界で高低差がある場合は、造成工事や擁壁工時が必要になることがあり、
また場合によっては事前に崖相談が必要となります。
一見お手頃に見える土地でも、建築以外に費用がかかるケースもあるため、
土地代だけで判断しないことが大切です。
駐車スペース
車社会の鹿児島では一人一台車を所有しているご家庭も少なくはありません。
そのため
・何台駐車できるか
・出し入れしやすいか
といった点を建物の配置も考えながら確認します。
土地の広さは十分に見えても、駐車のしやすさや車の向きによっては、
思ったより使いづらいこともあります。
どんな家が建てられるか
建築士が見ているのは土地そのものだけではありません。
「この土地なら平屋が建てられそう」
「駐車スペースを確保するのに間取りを工夫した方が良さそう」
など、その土地にどんな暮らしが実現できるかまで考えています。
土地と土地との境界や越境物、工事する上で作業や搬入に支障がないか
建ぺい率や容積率といった法的な制限についても確認しながら、
安心して家づくりができるか見ています。
土地探しは、「条件の良い土地を探すこと」ではなく、
「自分たちの暮らしに合った土地を探すこと」。
一見難しそうな土地でも、設計次第で魅力的な住まいになることもあります。
良い土地かどうかは、その土地でどんな暮らしをしたいかによって変わります。
土地だけを見るのでもなく、家だけを見るのでもなく、
その先の暮らしまで一緒に考えることが大切なのかもしれません。
