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お客様だった私。我が家の家づくり奮闘記|設備編|

 

毎日使うものこそ、お気に入りのものに。
暮らしやすさだけではなく、毎日の家事が楽しくなるようにデザイン性にもこだわって選びました。
使うたびにちょっと嬉しくなる、そんな工夫を随所に取り入れています。

 

共働き家庭には必須!海外製の食洗機
家づくり計画が本格化する前から絶対に採用すると決めていた大容量の食洗機。
予洗い不要のフロントオープンタイプで出し入れも楽々♪夫婦ともに採用して良かったナンバーワンの設備です。
「カップボード側に設置したほうが片付けるときに楽ですよ」という担当の方からの予洗い不要ならではの発想からくる助言もあり、造作カップボード側に設置しました。
シンク側にこだわらずに食洗機を設置できたのも、自由度の高い注文住宅ならではだと思います。食器の片付けがラクになったことはもちろんですが、料理中の人と食器を片付ける人の同線が交わることもないので、スムーズに作業をすすめられてとても助かっています。
予洗いする必要がないとは聞いてはいましたが、なかなか信じることができず、新居での初めてのごはんはキッチンも食洗機も試してみたくて思いきり汚してやろうと、煮込みハンバーグを作りました。
タネをこねた後のボウル、焼いて煮込んだフライパン、食べ終えた後の食器、どれも油でギトギト。汚れが落ちるのか試したい!と言い出しておきながら、新品の食洗機に入れるのに躊躇するほどの汚れ具合でしたが、それらが本当にピカピカになって出てきたので本当にびっくりしました。特に今まで皿洗い担当になることが多かった夫はお皿を1枚ずつ指でこすって確かめては「ぬるぬるしない!」と大興奮の様子でした。

 

世界にひとつだけ!造作カップボード
食洗機を設置した造作カップボードは、収納力もデザイン性も抜群!好みに合わせて棚の高さや引き出しの深さを細かく指定できるだけではなく、扉の色まで選ぶことができ、キッチン全体がおしゃれで使いやすくなりました♪
最初はサイズを聞かれても夫婦ともによくわからず、モデルハウスで実際の造作家具を見せてもらい、高さや奥行のイメージを掴むことができました。通常のカップボードよりも奥行を広くしたことで家電を置いても余裕があり、一時的に食器を置くスペースができたことや、ごみ箱スペースをキャスター付きの引き出し型にしたことで、料理中はシンク近くまで簡単に移動でき、普段は目立たないよう隠しておけるようにしたところがお気に入りポイント。
見た目も使い勝手もとても良いものに仕上がり大満足です。

 

あこがれの造作風☆洗面化粧台
あこがれだった造作風洗面化粧台。カウンターやミラー、照明に加えて、壁にはお気に入りのタイルを貼り、インテリアの雰囲気に合うようにコーディネート。デザイン性と使い勝手を両立させたお気に入りの空間です。
横幅も確保したので、大人2人が並んで使っても余裕の広さ。朝の支度の時間帯に込み合わず、夫婦で同時に使えるのは想像以上に快適でした。

 

どこにいても快適♪全館空調
家中の温度差が少なく、四季を通して快適に過ごせる全館空調を採用。どの部屋にいても、どの部屋に移動してもストレスフリー。初期費用は多少高くても、効率の良いシステムなら長い目でみて節約にもなると考え導入に至りました。
吹き抜けを採用したので、空間が広くて開放的な分、温度管理が難しいかな…と心配していましたが、全館空調のおかげで安心して快適に過ごせています。
部屋ごとにエアコンを置くよりも、見た目がすっきりしていてインテリアの邪魔をしないのも嬉しいポイントでした。

 

唯一断念!ソーラーパネルと蓄電池
全館空調を含むオール電化ともなると、家計にも優しいソーラーパネルが気になりました。ただ、パネルをつけるとなると蓄電池もセットで欲しくなるのが正直なところ。
その蓄電池が思っていたよりも高額で、予算との兼ね合いで今回は泣く泣く見送りに。「全部を盛り込むのは難しい」と割り切ることも大切だということを学びました。

 

    

 

設備については自分たちが今の生活で本当に必要としているものは何かを考えながら丁寧に選びました。今回は毎日使うもの、いつも目に触れるものがほとんどだったので特に慎重になったように思います。
今回ご紹介した全館空調、造作のカップボードと食洗機、造作風洗面化粧台は、どれも毎日の生活を快適にしてくれています。
使い勝手はもちろんですが、見た目やデザインにもこだわったことで、家全体の雰囲気も素敵なものに仕上がり、「毎日使うものこそ、お気に入りにしたい」という願いも叶えることができました。使うたびに気分が上がり、それが家事育児のモチベーションにもつながっていて、毎日を心地よく感じられる家づくりの大切さを日々改めて実感しています。

 

次回は着工編です。いよいよ工事が始まります。
いままで紙の上で進んでいた話が、文字通り形になっていきます。

執筆者のプロフィール写真

この記事を書いた人:笹山 絵理(家づくりバディ)

30代の同級生の夫と、ヤンチャ盛りの子ども2人の4人家族。
上の子どもの進学を機に、一念発起して家を建てることを決意。
家族が穏やかに過ごせる暮らしを目指しながら、家づくりの経験や工夫をシェアします♪