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お客様だった私。我が家の家づくり奮闘記【番外編】|土地探しのポイント|

どんなに素敵な家でも、まずは土地が決まらないことには始まりません。
今回はわたしの実体験をもとにしながら土地探しのポイントとしてまとめてみました。

 

土地探しをはじめたタイミング
建売も視野にいれつつ、注文住宅を建てる方向でいこう!と決まってからはネットで毎朝毎晩土地探し。
学校や職場へのアクセス、周辺環境など家族にとって暮らしやすい場所を優先して探しました。

 

土地探しのステップ
①家全体の予算を決め、土地に使える予算を割り出す
②住みたいエリアをピックアップする(可能な限り広い範囲で)
③気になる土地があったら必ず現地確認しに行く

 

土地選びのポイント
土地を選ぶときに重視したポイントは主に以下のとおり。
●希望するエリア内で面積や形状は理想の間取りに合うか
●川や山に面しておらず土砂災害警戒区域に含まれていないか
●車通りが多すぎず小さい子どもがいても安心して過ごせるか

 

探していて悩んだこと
希望するエリアに土地がなかなか見つからない。条件を満たす土地があったかと思えば予算オーバーで断念することも・・・ネットで見つけて良さそう!と感じても実際見に行くと道が狭かったり、後ろ側が崖だったりと周辺の環境がイメージと大きく異なることも少なくはありませんでした。
毎日チェックしていても新着情報は少なく、次第に焦る気持ちと疲れが重なり、「もう調べたくない!」と土地探しを中断したこともあります。

 

そんな中、「条件に合う土地がでましたよ」、と連絡をもらい、すぐに見に行きました。
閑静な住宅街で大通りに面しておらず、道幅もじゅうぶん。土地自体の広さもあり、職場や学校も近いまさに“理想の土地”。
気になったのは、予算からすこし足がでること、すぐ近くにゴミステーションがあったこと。金銭面はともかく、においや衛生面、トラブルが気になり悩んでいるうちにあっという間に他の方に買われてしまいました。

その後、予算内に収まる土地と巡り合い、無事に家を建てることができましたが、実はその土地の買付も二番手でした。わたしは気に入っていたものの、夫は道幅が気になって慎重なり、決断までに時間がかかったのです。
最終的にはご縁があって購入できましたが、“早い決断が必要なときもある”と身に染みて感じました。
土地にかけられる金額はしっかり予算内に収められたものの、それでも家づくり全体のバランスを考えると、優先順位をつけて削らなくてはならない部分もいくつかありました。最初に“理想の土地”として出会った土地は、そもそもの土地予算をオーバーしていたので、あのとき“ちょっとの無理”をしていたら、後々じわじわと家づくり全体の計画に影響出ていたのだろうと思います。結果的に、今ではあの土地を選ばなくて良かったと思えるようになりました。

 

土地探しを振り返って
家づくり奮闘記でもお話したとおり、想像以上に長くかかり大変でしたが、土地選びは家づくりの基礎となる重要なステップ。タイミングや直感も大切ですが、同じくらい“全体の予算を見通すこと”忘れてはいけません。
理想を100%叶える土地を見つけることは難しく、妥協も必要でしたが、自分たちの生活や身の丈に合った土地を見つけられたことで納得して次のステップに進む準備が整いました。わたしたちは、予算、日当たり、土砂災害警戒区域ではないことや、大通りに面していないこと、子どもの校区内であること等を重視して選びましたが、その一方で道幅の狭さや土地の広さについては目をつむりました。

 

 

いかがでしたか?
土地探し想像以上に迷い、立ち止まり、悩む場面の連続ですが、そのひとつひとつが“自分たちらしい家づくり”に繋がっていきます。
理想とする土地にこだわりすぎず、でも大切なポイントはしっかり押さえがら、ご家族とって心から納得できる土地を選んでいただきたいと思います。

執筆者のプロフィール写真

この記事を書いた人:笹山 絵理(家づくりバディ)

30代の同級生の夫と、ヤンチャ盛りの子ども2人の4人家族。
上の子どもの進学を機に、一念発起して家を建てることを決意。
家族が穏やかに過ごせる暮らしを目指しながら、家づくりの経験や工夫をシェアします♪