キッチンのかたち、どれが好み?
キッチンのかたち
キッチンの形にはいくつか種類があります。
壁に向かって作業をする壁付けキッチン、ダイニング側を向く対面キッチン。
対面キッチンの中にも、アイランドキッチンやペニンシュラキッチンなど、
さまざまな種類があります。
どの形がいいのかは、見た目や流行等で選ばれることも多いですが、
わたしは暮らしの中で、キッチンの配置が
家族との距離感にも関わることを実感してきました。
以前住んでいた賃貸では、壁付けのキッチンでした。
背中越しに家族の笑い声は聞こえるけれど、
どんな話で盛り上がっているのかはわからない。
子どもの様子も意識して声や物音を聞いたり、
時々振り返ったりしないとわからず料理に集中できない。
声も届くし、存在も感じられるのに何故か距離を感じる…
無機質な壁を見ながら料理する時間はどこか味気ない…
キッチンに立つ人って孤立してしまいがちなのかなと
日々の生活の中で感じていました。
キッチンは、立つ人だけが背を向けて作業する場所ではなく、
家族の時間の延長線にある場所であってほしい。
料理をしながらでも自然と視線が交わり、
「今日こんなことがあってね」と、何気ない会話が生まれるような
そんなキッチンって素敵だなと思うようになりました。
だから、対面キッチンであることはわたしの中で絶対条件でした。
腰壁?フルフラット?我が家の選択
キッチンを考えるとき、腰壁つけるかどうかで
悩む方は多いのではないでしょうか。
わたし自身、いろいろ悩んだ末に
フルフラットの対面キッチンを選びました。
夫婦それぞれの実家も腰壁のあるキッチンだったので、
最初は生活がイメージしやすい腰壁をつける方向で考えていました。
腰壁があると手元が隠れるので、
多少散らかっていても大丈夫という安心感があります。
何かと忙しい共働きの家庭にとって、この安心感はとても大きいものです。
でも、いろいろ考えていくうちにキッチンはより広く、
より開放的なものにしたいという思いが強くなっていきました。
今思えば、
「思い切ってフルフラットキッチンにしてみようかな」と思った背景には、
それまで住んでいた賃貸のキッチンでの経験があったように思います。
とにかく孤独で、作業スペースもとても狭い、
お世辞にも使いやすいとは言えない薄暗いキッチン。
料理は好きなのに、キッチンに立つ時間が
ストレスに感じてしまうことも増えていきました。
そんな経験があったからこそ、
新しい家ではリビングとの繋がりを感じながら、
気持ちよく料理ができるキッチンにしたいと
思うようになったのだと思います。
フルフラットにすると目隠しになる壁がないので、
どうしても全部見えてしまいます。
でも逆に、
「見える場所が散らかっていたら片づけるようになるかもしれない」と気づきました。
結果として、今はいつも(だいたい)きれいな状態を保てています。
腰壁のあるキッチンを見ていると、
スパイスニッチがあったり、マグネットでうまく収納していたり
水はねも気にならなさそうだったり、
かわいいインテリアを飾っていたりしでいて
それはそれで素敵だな、かわいいな、と思うこともしばしば…
それでも、わたしはフルフラットにしてよかったと感じています。
わが家の場合はいろいろ考えていくうちに
必然的にフルフラットキッチンという選択になりました。
この記事を書いた人:笹山 絵理(家づくりバディ)
30代の同級生の夫と、ヤンチャ盛りの子ども2人の4人家族。
上の子どもの進学を機に、一念発起して家を建てることを決意。
家族が穏やかに過ごせる暮らしを目指しながら、家づくりの経験や工夫をシェアします♪
